ハリウッドセレブなど、健康や美容への意識の高い人達が実践していることから、その存在が広く知られることになったマクロビオティック。元々日本から発祥された健康習慣であるマクロビオティックを取り入れ、健康で美しい体を手に入れるなら体系的にしっかり学ぶことがおすすめです!
「一物全体(いちぶつぜんたい」という言葉を聞いたことがありますか?
この言葉は、明治時代の軍医・医師・薬膳医師だった方が食べ物の頂き方として提唱したもので、現代にまで伝わっています。
ひとつの食品をすべて食べることを大切にするようにという意味が含まれています。
どのような精神なのか、みてみましょう。
目次
一物全体の精神は、マクロビオティックの考え方とも共通しているもので、ひとつの食品をまるごとすべて食べることで、陰陽のバランスが取れるという考えがベースとなっています。
たとえば、野菜は皮つきのままで食べること、お米は白米ではなく玄米を食べること、魚なら頭や尾は捨てずに出汁にするなど、食材すべてを無駄なく食することです。つまり、一物全体とは、食材を残さず全部食べることが、健康に良い食べ方、という精神です。
現代人の多くは、野菜は皮をむき、お米は白米を食べ、お魚は刺身や切り身魚を食べています。このような食べ方は一物全体とは対照的な「部分食」と言われています。
ひとつのものを丸ごと食べる一物全体の考えは、食材の種子、実、葉、根などのひとつのまとまりを食べることで、さまざまな面でバランスがとれ、特別な働きを期待することができます。
穀物の皮や胚、野菜の皮などには多くの栄養素が含まれています。可能な限り、それらも食べることで健康効果を得ましょう。
たとえば、穀物はモミごと食べることはできません。しかし、可能な範囲で精白を控え、玄米や胚芽米などを食することができるでしょう。また、根菜はきれいによく洗い、皮はむかずに、芯や根っこも工夫して調理するようにしましょう。
もし葉付きで根菜が手に入るようなら、葉にも多くの栄養素が含まれているので、上手に料理して丸ごといただくようにしましょう。食材まるごと食することで、自然の恵みに感謝することができます。
マクロビオティックの考え方は、一物全体の精神、つまり、ひとつの食材をまるごとすべて食べ、陰陽のバランスを保つことが基本理念となっています。
野菜などは皮を捨ててしまいがちですが、皮や葉、根などすべて無駄なく食べることで、健康に良い効果をえることができます。可能な範囲で、一物全体の食材全てを頂く感覚を食生活にとりいれてみるのはどうでしょうか?